神社保育の幼稚園・保育園には”鎮守の森”があります。子どもたちにとって、森は不思議な国の入口。太陽や風も、森の中にいるといつもと違って感じられます。木や草や石ころ、それに虫たちと遊ぶのもとても楽しくて気持ちがいいですよ。森を探検してみましょう。今まで出会ったこともないようなワクワクする遊びがたくさん待っています。
わたしたちは昔から、山、川、海、森など、自然の中に神の偉大な力を感じながら暮らしてきました。鎮守の森の”鎮守”とは、一定の土地に住む人々や建物をお守りする神さまのこと。子どもたちは、神さまの森で思いっきり遊ぶことによって、自然を大切にする心、自然とともに生きる心を学んできました。
子どもの遊び場がどんどん減っていく中で、鎮守の森は本当に貴重な場所です。豊かな心を育てるためには、自然が何よりの先生なのですから。
神社をお参りするときには、いろいろな約束事があります。イラストを見ながらやってみましょう。
 
【参拝方法】
神社の鳥居をくぐり、手水で身を清めたら神前で二拝二拍手一拝の
作法でお参りします。神棚の前での毎日のお参りも同様です。
神前に進み
姿勢を正します。
腰を90度に曲げ
二回おじぎをします。
胸の前で両手を合わせ、
右指先を少し下げます。
二回手を打ち、
お祈りをします。
もう一度おじぎをします。
神社保育には、あたたかい心の交流があります。
神社は開かれた場所で、近所の多くの人々が参拝に訪れたり、お祭りなどで集まります。
園児たちは友たちや先生だけでなく、そんな人々と触れ合うことで、人と人との温かい結びつきを経験することができるでしょう。

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